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学会長挨拶

お知らせ

 今年はわが国に理学療法士が誕生し51年目,そして,広島

県理学療法学会も第21回と新たな節目をむかえます.そこで,

第21回広島県理学療法士学会では「理学療法士が将来を考え

るとき」~未来への継承~をテーマとし,理学療法士が「将

来の夢と希望を持つ!」ことの重要性を再認識する契機とな

る学会を目指します.
 そして未来への継承として,理学療法の職能,技術,情熱

を伝えるべきこととして発信しようと考えています.
 進む高齢化と人口減少の中で,増え続ける理学療法士.高齢者を対象とした理学療法はやがて飽和状態をむかえ,職域の拡大を図るとともに専門性を明確にすることが医療専門職として求められます.個々の理学療法士が現実と将来予測を行い,自ら行動を起こす時ではないか.しかしながら実際に行動を起こすことと,実現化するためには,きっかけとチャンスとエネルギーが必要です.本学会ではここの会員がどのような夢や希望を持っているのか,はじめの一歩を踏み出せずにいる理由を少し掘り下げていき,実際に行動し成果を上げている会員からの意見を折り合わせながら,全員が自己ベストを目指すきっかけの場とする.そ

の上で自分自身へ,そして後進へつなげていくべきものを考えていきます.
 本学会は昨年同様1日開催となりますが,一般演題(口述発表,ポスター発表)および,テーマに則した内容でのシンポジウム,セミナーを企画しております.今年市制施行100

周年を迎える福山の地で開催する本学会に参加いただき,同じ仕事に情熱を持っている人との会話を自分自身へのきっかけにしていただきたいと思います.

 学会長  高橋 哲也

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